第二回 こわこわエッセイ

 こんにちは、白木犀はくもくせいです。


 さて、カクヨムコン10はいつもと違って長編の部門が10個あるということで。


部門10個をおさらいしたい方向け↓

https://kakuyomu.jp/special/entry/kakuyomu_contest_10


 白木犀はこの中のどこの部門に応募するのやらという話なんですが、第一回で百合ホラーを書くと言っていたのでほぼバレている気がしますがそれはさておき、ホラー部門の予定です〜!!!(ひゅ〜どろどろひゅ〜どろどろ)


 先程までカクヨムコン長編を書いていたんですが(現在33,000字ほど)、今回の百合ホラーは去年の百合ホラーよりも怖く書けている気がするのですよ〜!! いやはや、このこわこわ度合いなら、読んでくださった方をどきどきの渦に巻き込めるかもしれませんね!!(どんちゃらどんちゃら〜)


🐿️「やあ、通りすがりのリスだよ」


 あら、通りすがりのリスさん。こんにちは!


🐿️「エッセイ、ぽわぽわだねえ」


 ぽわぽわですか!? あはは、ありがとうございま……


🐿️「こんなぽわぽわな人がホラー書けるのかなあ?」


 …………。


🐿️「ま、いいや。じゃあ、またね!」


 …………。


 …………。


 ……何なんですか、あの謎のリスは〜っ!!!!(ちゃぶ台返し!!!!)


 くう……こうなったら、私だってこわこわな話が書けることを証明してやりますよ!!!!


 上位存在さん!! カモン!!


🐙(上位存在)「急に呼び付けて、何のご用事ですか……」


 なんか怖い話してください!!


🐙「ええ……無茶振りい……」


 君ならできますよ〜!!


🐙「はあ、しょうがないですね……」


🐙「……この前、携帯を見ながら町を歩いていたんですよ。そうしたら、急に雨が降ってきて……仕方がないので、傘をさすことにしたんです。私の前を歩いていた髪の長い女の人も、傘をさしたんですよ。とても真っ赤な傘。さして気にも留めず、傘をさしながら、別の手で持った携帯に視線を落として歩いていたんですが……通り雨だったみたいで、すぐに止んだんです。そうしたら、


 前の人の傘、透明になっていたんです。


 ……私が最初に見たときは、確かに赤色の傘だったはずなんですが……不思議ですよね。その人は、それからすぐに自分と違う道を歩いていって、特に追い掛けることもしなかったのですが……家に着いてから私、ふと考えたんです。あの人の傘、何で透明になっていたのかなって。それで、思ったんですよね……



 ……あの傘、

 血に染まっていたんじゃないかって。



 だから、雨で全部流れ落ちたのかなって……」


🐙「……以上です。どうでしたか?」


 うんうん、いい感じですよ〜!! これで、私のこわこわ執筆信頼性が上がった気がしますね!!


🐙「いやでも、私が喋っているので、貴方の信頼性が上がるとは限らないのでは……」


 え?


 君の言葉は全部、私が書いているのに?


🐙「急なメタ、こわあ……」

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