第50話

翔貴side


俺が仕事をしていると、慌てた様子で綾人が部屋に入ってきた


「大変です!橘組に黒蝶が現れました!」


「すぐに車を回せ、それと親父にもこのことを伝えろ。」


「御意」


俺の、指示ですぐに動き出す綾人


ようやく、黒蝶に対面できると思った俺は胸が高鳴っている


すこし落ち着こうと思いタバコに火をつける


タバコの煙が肺を満たし、落ち着きを取り戻す


車に乗り込み状況を確認する


「黒蝶は突然やってきて、門番を1人再起不能にしまっすぐ組長のところ行ったと思われます。」


「なぜ、組長のところなんだ?組を潰しに来たんじゃないのか?」


「そこまではわかりせん。」


俺は急ぐように伝えると車のスピードも上がった

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