ずっと聖也君ばっか見てて、そういうことを出来そうな男友達とか居ないし。

パッと出の知らない男にさせた方が知った時にショックかなと思った。

それで昔の自分達が取り戻せるなら、もう何だっていいと思った。

聖也君がそれを知ってショックを受けるかは分からない。

そんなにあたしのことが好きじゃなくなったから浮気したのかなとも思うし。

聖也君のあたしに対する気持ちの大半は既に情とかそんなモノしかないのかも知れない。

ただ知っても別れるって選択はないと思う。

あたしと同じで。

もう反逆心だか悲しみだか何で動いているのか分からないや。

いっそ諦めを付けたかったのかも知れない。

とにかく何もかも塗り潰して終わりにしたかった。

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。（ログインが必要です）

新規登録で充実の読書を

マイページ: 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる; 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める; フォローしたユーザーの活動を追える
通知: 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴: 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい