第7話

「俺、東郷とうご



中に入ると青年はパパっと部屋を選び、あたしに名前を告げた。



年齢は18歳。


近くに住んでて、さっきの場所に居たのは友達と遊んだ帰りだったらしい。



お金が無いとか言ってたわりに部屋代を普通に出してくれたところを見ると、さっきの発言はただの断る手段だったみたいだ。



結構拒否ってたなー。


ただ何故か今は凄いノリ気。


エレベーターに入るなりキスまでされて困惑する。


拒否られていたのが嘘みたい。




しかし18歳か…。


ギリギリセーフ?


いや、アウトかな。と思いつつ、自分の名前を東郷に告げて部屋に入る。

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