第40話
「ち、違うよ!カラオケでは何もしてないから!」
祐希が顔を赤くさせて慌てて否定してる。
「……違うならいいわ。それで?」
「あ、それでね?私、部屋が別な理由が解らなくて美雪に聞きに行ったの。」
解らないって………
あきらかに自分の為とお節介でしょ。
「………そう。」
「そうなの。じゃぁ、健が部屋の前にいて………」
「樋山君が?」
「うん。健がいて……理由は解らないけど、キレられちゃって……私、悲しくて涼に甘えちゃって………」
樋山君がね……。
「で、篠田君が傷心のユッキーを………ってわけ?」
「えっと、違うの……。」
「違うの?」
「うん。その後1人になりたくなくて涼の家に泊まりに行きたいって私が我儘言ってね………」
「ユッキーから?!」
驚き過ぎて目を見開いて祐希の顔を見た。
祐希は恥ずかしそうに目を伏せてるし。
「うん。涼の家で暫くはゲームして遊んでたんだけど……好きな人の話しになって……。」
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます