第87話
ボーッとされるがままに受けいれていたら、智明がふっと唇を離して私の首筋に顔を埋めてきた。
智明の舌がスッと這う度にゾクゾクする。
「あっ……」
「さっちゃんのスケベ」
「……はぁ?」
「やらしー声出すなよ」
智明はそう囁きながら、シャツのボタンを1つ1つ外していく。
その間も智明の唇は少しずつ降りてくる。
「ちょっと……」
「大丈夫。ちょっとだけ」
何がちょっとだけだ!
そう思うのに抵抗出来ない。
その初めて味わう感触にゾクゾクする。
心臓が破裂しそうなくらいドキドキしてしまう。
「ダメ……だってば……」
必死に智明の手を制止してみるけど、私の力が弱々しいのか智明の力が強いのか全然止まってくれない。
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