Ultimate surprise~究極的に変人

第49話

Make luv.~深澤くん、今?!








「お願...い.....っ、もっと頂戴....っ、、、」










・・・・・・私、焦らされてる








いつもは、深澤くん、激しくしてくれるのに......








「んん....っっ、ン...ッ、、、、」


「蓮伽さん.....、大好き.....」






私も、大好き・・・・だけど、





「お願....い、、、、イカせて、、、、もう....ダメ」








・・・・あぁ...イカせて.....おねだりしても、口づけの嵐









深澤くんの長い指が、シーツの波間にある私の指に絡まる







唇は乳房の先を這い、舌で転がしながら律動が急に激しくなっていく







「蓮伽さ....ん、愛してる.....あぁっ.....ッ、、」






カラダを起こし、手を引き寄せて奥へと突き上げていく






(あぁっ......いいっ.....くる......っ、、、)


「蓮伽さん......っ、あぁ....、気持ちいい....」







「あ゛ぁ.....っ!ん...っ、ぁぁ...っ、ぁ...イク.......っっ!」







・・・・・・






・・・・・・








瞬間、二人の指が絡まる指先が目に入った






・・・・・・・







・・・・・・・





フワッとした感覚の中でストップモーションのように見た光景......







「えっ?!指輪......」









深澤くんの胸の中で絶頂を迎え、気を失いかけていた








「んんっ.....、大丈夫??気持ち良かったの?蓮伽さん、おねだりが激しかったね(笑)僕もすごい気持ち良かった」







そ、それどころではなくて、






「ハァ..お願い、み、水ちょうだい、、息が整わない....あ、え、と...これ...」







差し出した左手の薬指に指輪があった







幻覚ではなかったようだ






混乱の中にいる







息は整わない、喉は渇くし、まだ深澤くんは繋がったまま中で大きいままだ、圧迫感がある







「ちょ、ちょっと、なにこれ?どういうことなの??」









優しいまなざしで、髪を撫でる深澤くん






「え?サプライズ。」









「・・・・・いつ付けたの!?」







「さっき、指を絡めた時」





「ね、なんでしてる最中になのよ(/ω\)」





「繋がっている時に、付けたかったから?」





「ら?じゃなくて!サプライズにも程があるよ!」





「あ、ダメだった?!」





「ダ、ダメじゃないけど.....」




「それより、ゴメン、さっきの蓮伽さんがあまりにも良すぎて、まだ収まっていなくてですね(笑)このまま、もう一度・・・」





「ち、ちょっと、あ.....っ!」







横を向かされてしまった









「ぁ.....っ、んン......っ、あぁ..........っ、、、、、」





・・・・・





・・・・・







・・・・・・・





―————――———―——今日の最後は、彼の腕の中で慈しむように愛でられるように抱かれた

後ろから抱きしめられ、深澤くんの愛に酔いしれ、声を上げた








・・・・・・・





・・・・・・・・





「深澤くん.....体力がすごい(関心)」



「なにが(照)」



「絶倫すぎる(笑)」



「恥ずかしいな(笑)こんなにしたいって思ったことないし、こんなに体力が持ったこともないのでびっくりしてます」



「こんなにした事ないって事は、やっぱり龍神様の御力かしら(笑)」



「でしょうね、我を忘れて気持ちがいいなんて、そうそうないので蓮伽さんが罪です(笑)」



「そうかな?今まで自分より男の人の方が必ず早くて、気持ちいいと思ったことなかったから.....深澤くんとの時間はとても幸せだよ」



「ホント?嬉しいです(照)恥ずかしいですけど」



「あの、で、これ」







薬指にある指輪を改めて、見た






「ん、そうだった、です(笑)こっち向いて」






「僕と、結婚してもらえませんか?」







・・・・・・状況がそもそもサプライズだ








絶頂の寸前に指輪をはめられ.....


プロポーズは真っ裸で、激しいのが終わった後・・・






(一度、断ってみるか(笑))







「ごめんなさい、無理」






「え・・・・?」







「・・・・・・」





「えぇ?!」





慌てて、腕枕を外し正座した






・・・・・フルチン。








「蓮伽さん、それは本気ですか!!!」








泣いている








「ふふっ、お返し。サプライズが奇人すぎるから、お仕置き(笑)」








・・・・・・





・・・・・・






「蓮伽さん!」








勢いよく、押し倒された







「蓮伽さん、もう一度言います。僕と結婚してください。一生そばにいますから。そして、僕が蓮伽さんの最期を引き受けますから」








・・・・・こんなに素敵な言葉達なのに、私達は裸だ







・・・・・






・・・・・






不安そうに、上からも見下ろしている






「ホントに、こんな熟女でいいの?」






「蓮伽さんじゃなきゃダメなんです」






「・・・エッチできなくなっても捨てない?」





「捨てない」





「じゃ、結婚する」







・・・・・・






結局、この勢いでさらにまた愛し合ってしまい







一日の回数の最高記録を更新








ベッドの上で、私達は婚約した










(もう少し、ロマンチックなサプライズが良かったな)

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