第10話

…「ちょ…ちょっと!アンタ何言ってんの?

頭おかしいんじゃない?」


タバコとかライターなんて、また買えばいい

あたしは…美術室から出ようと、

振り返りドアに、手を掛けた瞬間…


「イカせてあげましょうか?」


!!

昼休みの…独り言、バレてた!?////


「君、タバコ以外にも…不純異性交遊が

お盛んなんだと聞きましたよ。だけど、、実際は

本当の絶頂まで…イッた事がないのでしょう?」


っ…!!////


「…てめぇ!言わせておけば…

ゴチャゴチャと、うっせーんだよ!」


振り返って、言った時には…

センコーは…あたしの目の前まで近付いていて…

手首を掴まれていた


「痛っ!…ちょっと!離せよ!!」


「…君は、言葉遣いがなっていませんね。」

冷たい視線で、さげすむ様に見詰められた…。


その…視線すら、美しかった。



…でも、本当に…イカせてくれるの…かな?

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る