第29話
私は…言われた通りに、ふたりの前に。
「…杏奈。盗み聞きとは、よろしくありませんね」
「すみません…、でも!先程、寝屋での
おふたりの争う姿が…気になって…眠れなくて…」
「あっ…ごめんな、杏奈…説明するって言ったのに
まだ、俺達での話し合いが…済んでなくてな…。」
ラオ様が謝る。
「杏奈…。何故、ラオからの説明を
待たなかったのですか?
軽率な行動は、身を滅ぼしますよ?」
「…申し訳ありません。。」
「ネオ、…それくらいにしてやってくれよ…
杏奈を責めるのは、
「い、いえ!ラオ様…私が、いけないのです!」
「…ほぅ。
いけない事をした…自覚は、あるのですね?」
「…はい。。」
「では、この場で…"仕置き"を受ける覚悟は?」
「…あります。」
……ゴクッ。
いったい…どんな"お仕置き"を受けるのかも
わからないのに、、
興奮している自分が…いた。。////
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます