危険な 三角関係 ―BL―【完】

違和感

第47話

｢……はぁ。…瑞季、これで。もう

司は電話やめてくれるかなぁ…？｣

……｢んー、なんかさ。おかしいんだよね…｣

｢え、何が？｣

｢アイツ話したがってたわりには…

あっさり……してたなぁ。…って。。｣

｢まぁ、確かに…そうだよね。｣

｢……コレって、僕らの事を。

職場か、家を…探る為の"口実"なのかも！｣

｢えっ！じゃあ…｣

｢うん…尾行されてる可能性がある。

しかも、探偵とかの……プロに。ね…。｣

｢じゃ…このまま仕事行けないって事？｣

｢…職場は、バレたとしても。

違う所に変えられるけど…家は、ヤバいな。｣

｢………そんな！どうしよう…。｣

｢んー。とにかく仕事は行くしかないから、

僕は、魅麓を送って。どっかで、

時間潰して。帰りも迎えに行くよ。｣

｢…うん。｣

｢あ！…コレ持ってて！｣

｢ん？何コレ？｣

｢防犯ブザーだよ。この、ピンを取るとね。

ビーーッて！大きな音鳴るから！｣

｢ありがとう、瑞季！｣

―魅麓の職場前―

｢じゃあ！本当。気を付けてね魅麓！｣

｢……瑞季～。。｣

｢帰る前に、電話してね！｣

｢うん…。じゃあ、あとでね、瑞季。｣

……さてと、どこで時間潰すかなぁ…。

仕方ない、ネットカフェでも行くか！

…に、しても！アノ相模のヤロー！！

ムカつくなぁ！魅麓に付きまとうなんて！