No.35無駄な抵抗

第35話

…ん。……んん?

アレ?!…私、、?


目が覚めると、寝室に居た。


…………特に、拘束されてない…。。


夢でも見たのかしら?…いや!違う!!

アレは事実だ!逃げなきゃ!!


…って、今も…監視カメラで

見られてる…のかも知れないし……。


みょうな動きは、しない方が身のためよね…


うぅ、どうしたらいいのか…わからない

とにかく!…理央りおが怖い!!


ずっと、監視されてるなんて…

何もできない…怖くて動けない。。


あっ!だから!

あえて"拘束"してないんだ!!


…私は、無駄な抵抗だけど、、

布団を広げて…その中に潜った。


出来るだけ!映っていたく無かったから…。



………どのくらい、そうしていただろう。


…ガチャ。


!?

えっ……、ドアを開ける音が!!


芽瑠める?いつまでそうしてるの?』


「………。」

やっぱり監視されていた!!

私は、何も答えなかった…いや、

怖くて答えられなかった。。


と、いきなり!

布団をはがされた!!


「キャ!?」

…嗚呼、、もう逃げも隠れもできない…

理央は…私の、怯えた表情を見ると


『…その顔。良いね、そそるよ♪』

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