No.25必要性

第25話

…事が終わり、やっと。

テーブルからおろしてくれた。ふぅ♪


『ソファに座ってて、飲み物持ってくるよ』

「うん♪…喉カラカラ~!」


『はい。どーぞ!』

「ありがとう♡」


二人で、ミネラルウォーターを飲んで

ひと息ついた。


「ねぇ?理央りお。この手錠って、本気なの?

それとも、単なるプレイ?」


『本気だよ。』


「え、じゃあ。私、仕事どうしたらいいの?」

『辞めたらいいよ♪』


「そおなの?いいけど、どうやって…」

芽瑠めるって、お兄さん居たよね?』


「え?居るけど…何で?」

『俺が、お兄さんのフリして退職させる。』


「…そんな事、できるの??」

『大丈夫。俺に、任せといて。』


「うん、わかった♪」



あ、そうだ…さっき、ソファに座る時に

チラッと確認したら…

私の、"バッグと洋服"が!見当たらなかった

…きっと!理央が、どこかに隠したんだ。

だから、勿論!電話も使えない。

"助けは呼べない"…。。もう、逃げられない。




…あれ?私、逃げる必要ある?

ってか、逃げる必要なくない!?


私は、理央の事が好きだったし♡

色々と、面倒みてくれるし♪

…とろっとろに!…甘くしてくれるし///



ずっと、理央に甘えるだけ甘えてたい♡!!

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