No.21俺のもの

第21話

ラグの上で、余韻よいんひたっていると…


理央が私の手首に、何かをはめた…?


ん?……なんだろう??


両手首に、違和感が……。


……っ!?なんで…コレって手錠じゃん!!


理央りお!!な、何で手錠なんか!?」


芽瑠める?もう、帰さないからね。』


「……え。。私を…閉じ込めるの!?」


『そうだよ。芽瑠は、俺のものだから♪』


「冗談きついよ!…理央!コレ外してよ!」


『…ダメだよ。逃げるつもりでしょ?』


……どうしよう。。これじゃ…、

束縛どころじゃない!【監禁】だわ!!





『芽瑠、晩ご飯食べようか♪

食べさせてあげるからね!』


理央は、私を…"お姫様抱っこ"すると

テーブル近くの椅子に座らせた。。


『今日のメニューは、ビーフシチューだよ』


…『はい、芽瑠~♡口開けて?』


私は、逃げ出す為に…できる事を考えていた

…長期戦になる可能性が高い。

今は、"食べておく"方が良いな。。


私は、あーん。と、口を開けた…


……………。。黙々と食事を続けた。


『全部食べたね!お腹空いてたんだね~♪』


「うん!美味しかった!ありがとう理央♪」


…ふー。とりあえずは、

理央の言うことを、素直にきいておこう。


逃げるったって…今は!全裸なんだし

そう、簡単にはいかない。。


…元カノが、消えて音信不通に

なったのは…、きっと!こういう事

だったのかも知れない……。。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る