No.4ランチ

第4話

芽瑠める!お待たせ!!』

「ううん!そんなに待ってないよ~♡」

『良かった、んじゃ!行こうか♪』


パンケーキ屋さんは、人気店だから

席空いてたら、いいんだけどなぁ、

どうかしらね?


案の定、少しだけ行列ができていて

店先に二人で並んだ。


「あ、ねぇ。理央りお

あれから何時まで飲んでたの?」

『…確か、2時頃には帰ったよ。

でもさ~あの時、隣で飲んでた女たちに

めっちゃ!絡まれて大変だったんだよ…。』

「やっぱりね…!理央モテるもんね。。」

『!?……芽瑠。それってヤキモチ?』

「えっ?…いや、そ、それは…///」


「お待たせしました~。お席ご案内します!」


助かったー!

「理央、席に行こう♪」


パンケーキを、二人で…もふもふ食べた♪


すると、急に理央が…真顔になって

話しはじめた。


『…なぁ、芽瑠?俺との、約束憶えてる?』


「ん?…………約束?どんな事?」


『忘れてるかぁ……。20年前だもんな。』


「は?…20年前の約束!?私が5歳の時?」

…何だっけ??…すっかり、忘れている。



『芽瑠、手出して?』そう言って、

理央は、ポケットから何か取り出して

私の手のひらに…ポン。と、置いた。

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