第79話

新年。



気持ちもあらたに青輝との生活が始まった

そして、私もラウンジでの仕事を開始した。


でも…夜に仕事をするにあたって、

色々と、問題が発生した。


私は夜型生活に変わったから

青輝と真逆の生活をするようになって…


青輝と揉めた。


「なんで、そんな酔っ払い相手の仕事すんの?」


「だって…生活費稼がなきゃ、やっていけないよ?

青輝は、食費を入れてはくれるけど…

家賃や光熱費は、私持ちなんだからね。」


「…だからって、なんで夜の仕事なんだよ?」


「スカウトされたし、やってみたいって思ったから」


「他の仕事に変える気ないの?」


ん~、青輝は…私が水商売みずしょうばいをするのを嫌がった。


それは、私を心配してのことなのか…

それとも、、


「…なぁ、羽澄、聞いてる?」


「え?…あ、ゴメン。」


「だからさ~、俺の晩飯はどーすんの?」


……はい?

晩飯って、ご飯の心配??


「え。それは、青輝の問題じゃない?

私が、サボって作らないわけではないんだし

…私がご飯作る係りって

勝手に決めつけられても困るよ…。」


青輝って…どういうスタンスなんだろう?

私達は、きちんと"付き合う"って決まってもなくて

ましてや"結婚"してるわけでもない…

まず!青輝自身が、それをこばんでるんだし…


私に、どーしろと言うんだろう…💢

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る