第61話

ピンポンピンポンピンポンピンポーン♪



…青輝だ。


少し前に、帰ってきた私は

まだ携帯の電源をOFFにしていた


玄関前に、青輝の荷物を置いて

しっかり鍵をかけている。


ピンポンピンポーン♪


うるさいなぁ…

荷物持って、帰ればいいのに


話し合う余地は…ない。



ピンポーン♪

ピンポンピンポンピンポン♪


ほんっと!うるさい!!




顔は見たくないから、

携帯の電源をONにして


メッセを送った

【荷物を持って、帰って下さい。】


♪♪~♪~

電話が鳴る



仕方ないなぁ…

私は、電話にでた。



「…もしもし。」


「羽澄!!なんで帰ってんだよ!!💢」


「青輝が、嫌な事ばっかり言うからよ。」


「……なっ!?俺のせい?」


「そーだよ💢」


このおよんで!まだ、わかってないの!?💢

バッカじゃないの?!


「青輝はさ、私の事。好きでもなんでも

ないんでしょ?だから、もう来ないで!!」



「…もう、来ねぇよ。。」

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