気持ち
第27話
……「ん~。。…なんか違う」
クシャクシャ、ポイッ!
私は朝から、ずっと手紙を書いていた
頼に読んでもらう為の手紙
…できることなら、この手紙は
書きたくない…でも、
私の
いざというときの為に、本心を
書き留めておきたいから…。
書いては捨てて…書いては捨てて
の、繰り返し……
「あー!うまく書けない~!!(泣)」
我ながら、文才の無さに泣けてくる。
頼に、伝えたい気持ちが
いっぱいあるのに!…それが、なかなか
書けなくて……。
どうしようかなぁ…
どう書いても……気持ちが矛盾してしまう
頼に、
私がいなくなった世界でも…
幸せでいてほしい気持ち。
だけど…
私を忘れずに、ずっとずっと!
私だけ愛し続けていてほしい気持ち。
どっちなんだろう?…私。。
………やっぱ、
私が死んでいなくなっても
"愛していてほしい"
と、思ってしまうのは…ダメかな……?
…頼を、苦しめてしまうかも知れないのに。
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