昼休み

第15話

……う~ん。

最近。休んでいたせいか、

数学、…全然ついていけない。。



『彗?…いつまで考えてるの?』

…「ん?……あ、もうお昼休みか♪」


『昼メシ。どうする?売店行く?』

「……あ!私、お弁当作ってきたので

…良かったら一緒に…食べない?///」


『え♪彗が作ったの!?』

「うん///…あんまり上手じゃないけど。」


『全然!イイよ♪

彗の、手料理食べれるとか嬉しい!!』


…うわぁ///頼が、喜んでるー///♡


『じゃ!中庭のベンチで食べよ~♪』

と、頼に…手を繋がれて、中庭へと向かった


『でわ!彗、いっただきま~す♪♪』

「……ど、どーぞ///♡」


モグモグ…モグモグ……

『うまっ!!彗、料理上手じゃん♪』

「そ、///そうかなぁ?…///良かった♡」


あぁ♡幸せ///

ずっと、こうして頼と過ごせたら…



……「頼!!」

うわっ!?…あ、また神谷さんだ。。

しつこいなぁ………


『…何だよ、神谷。』

「何だじゃないわよ!!私のお弁当は、

食べなかったくせに!その子のは食べるのね」


『そんなの、俺の自由だろ?』

「…どうして、私じゃないのよ!」


『俺、ちゃんと理由言って、断ったよな?』

「……っ!!」


『俺、"好きな子"がいるから、って…

だから、もう…やめてくれよ。』


「…………。」

神谷さんは、何も言わずに走って行った


『彗、ゴメン。』

「頼が、…謝る事ないよ。

神谷さんだって…きっと、辛いんだよ」


『……彗。お前。優しいな』



…恋が実らなかった時、誰しも

悲しくて、辛い気持ちになるものだから。

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