第33話

第33話

……「リュウ、降りて。」


俺は、ずっとうつむいていたから

どこに着いたのか、知らないまま降りた。


すると…"潮"の香りがした。


「…うわぁ!綺麗な海ですね♪」


「だろ♪」


二人で、砂浜へと向かい

流木に座って。静かに海を眺めた。



……この広い海を見てたら、

自分のおろかさを…思い知った。



「…蓮さん。」

「ん?どした?」


「俺、やっぱ!ミナトが好きです!!

なんか…変なヤツだけど、

一緒に居ると、笑えるんです!///」


「…そうか、良かった!

その気持ちを、忘れるなよー!」


「はい!!」

「んじゃ、帰るか♪」


再び、車は走り出す。


俺も、この広い世界で幸せに生きてやる!


もう!迷わない!!

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