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あたしの心臓は爆発しそうなくらい、ドキドキしている。
真っ赤になった顔を俯かせて、黙って頷いた。
順平兄ちゃんの車は、一番近くにあったホテルの駐車場に入った。
どうしよう……。
あたし……初めてだよ。
ちかでいられる時間は、まだ十分ある。
けど……あたしのハジメテが、本当にちかの姿のままでいいの?
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