第33話

アタシが座ったソファーにサツキも座ってくる。



「幼なじみは一生その関係は変わらないの?」



「うん、アタシはそうかな?サツキはホント大好きだよ。」



「そう、大好きね……」


サツキはアタシを見ないでそう言った。


アタシは頷く。



「じゃあ…その大好きな俺がかのんを抱きたいって言ったらさせてくれるの?」



「は!?あのねえサツキ、」



「かのんにも俺にも次の相手が見つかるまででいい、」



サツキは笑ってなかった。

頭がおかしくなっちゃったの?



「かのんは俺をエイジと思って、俺は日頃の仕事の疲れをかのんに発散させてもらう。利害は一致してるでしょ?」



「してないよ!バカ。」


シタいだけでアタシの身体を利用するな!!

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