THE WAY I FEEL ABOUT YOU 20

第90話

「プレッシャー?」


俺は責めた事はない。

それに彼女には……、


はなさえいればいいと、何も望まないと言ったのに。



伝票を持つ手に思わず力が入る。



「リツ……」



「エリーの話はそれで終わり?」



「え、ええ、そうね。」



「じゃあ帰るから。」



席を立つとエリーは俺を呼び止める。



「リツ、彼女を今責めてはダメよ!?分かってると思うけど。」



「どういう意味?俺がはなを自分の傍から離すような事をすると思うか?」




彼女は何も言わずに首を横に振った。

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