第45話
―――――……
「りせ、さっきエコー室から電話があったわよ。UCGの白石さんを検査室に下ろしてって。」
「あ、わかった。ありがと。」
アタシの受け持ち患者に今日検査が入っている患者がいたんだった。
リーダーの繭からそう言われて患者さんの白石さんを車椅子に乗せ1階にある検査室に到着する。
「UCGの白石さんお願いします。」
アタシは検査受付のクラークに声を掛けた。
「そのまま車椅子で第4エコー室に入ってください。」
アタシは言われるまま第4エコー室に患者さんと共に入る。
すると薄暗い部屋の中に検査部の看護師とエコー機の前に座っている男性の後ろ姿が見えた。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます