第4話
そして仕出かしたのは商社マンにフラれた夜だった。
滅多に街中のコンビニには寄らないのに、彼と別れた後その日はアルコールを身体に入れないと一人になってしまう淋しさに堪え切れないような気がした。
缶ビールとおつまみを買ってお店を出ると外はどしゃ降りだった。
ここまでくるともう厄日としか言いようがない。
アタシは雨が落ち着くまで備え付けてあるベンチに座った。このベンチの上には丁度屋根があって雨をしのぐことができた。
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