Lovesick 16

人生って何が起こるか分からない。

「菜々、お前挙動不審なんだよ。」

いや、オロオロしますって！

「彩、波久と知り合いなの？」

「え、だ、だって集中治療部だから関わることも少しあるから……、」

「少し？濃厚だろ？」

言い方！

浦崎先生はニヤリと私を見る。

「え、じゃあ彩の彼氏って……、」

「違うから！こんな金髪じゃないから！」

あー…、浦崎君助けて。

「菜々、このオンナは1年前凪と付き合って俺にも靡いたんだけど？」

「え、」

志織ちゃんの方を見るとバツの悪そうな表情をする。

……いわゆる浦崎君の元カノ!?

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。（ログインが必要です）

新規登録で充実の読書を

マイページ: 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる; 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める; フォローしたユーザーの活動を追える
通知: 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴: 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい