第62話
まさか小児科病棟で浦崎先生を見つけてしまうなんて。
超最悪。
二度と会いたくない男ナンバーワン!
でもタブレットの地図をどう見てもサーバー室は浦崎先生の進路と同じ場所にありそう。
つくづく運のない女だ、私は。
半ば諦めてサーバー室を目指す。
そこで彼に会ってしまったら何を言われても反論せずスルーしよう。
だってあと1ヶ月で会わなくて済むんだから。
浦崎君と私の心を掻き乱す天才。
すると誰かの話し声が聞こえる。
「どうして私じゃダメなんですか!?」
「は?俺も選ぶ権利あるしねぇ?」
……え、この声は浦崎先生?
「だって先生誰とも付き合ってないじゃないですか。フリーなら私と付き合ってください!」
わ……凄いナマ告白に遭遇してしまった。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます