第45話
私が深読みし過ぎているのか、単純なのか。
浦崎君は私の事……もしかして恋愛感情というより性の対象ではないかとネガティブな考えが頭を巡る。
「彩さん?どうしたの、さっきから何も話さないけど。」
はっ、と我に返る。
「え、あ、別に何もお昼からのスケジュールを考えていて。」
……もしかして私はセフレ?とか考えているなんてとてもじゃないけど伝えられない。
でも……そんな扱いでも仕方ないのかなぁ、とか。
浦崎君はちょっと強引だけど夜は優しいから……。
あー……、沼ってる。
「彩さん何か悩んでるの?聞くよ?」
貴方だから話せないんですっ!
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