11/22 それは心からの恋なのか

どうも、藍星みりだ。

最近、相談を受けて、その時に聞いた話から、自分もそんな時期があったなと思い、この機会だし語ってみようと思ったので書いていく。


これは少し、前の話だ。彼女と別れ数ヶ月、まだ心の傷が塞がりきってない、穴が空いていた時期。心のなかにあるどうしようもない寂しさ、ぶつける相手の居ない辛さ、その他もろもろの負の感情。とりあえず苦しかった。


だけど人間、誰かを愛しているだけで、それだけで満たされたように感じる。だれかを愛しているだけでそこに生きる意味を見出すことが出来る。縋ることが出来る。

要は誰かを愛しているだけで、精神が落ち着くのである。


その頃好きになった人が居た。日々なんだか苦しそうで、人間関係に苦労してて、なんだか惹かれていった。基本的に病んでいたその時期だが、その期間だけはかなり精神的に楽だったように思う。


だが言うかどうか迷っていた。その思いが果たして、心からの想いなのか、自分の寂しさ辛さを埋めてしまいたいがために好きと思っていたかったのか、自分でも判断がつかなかったからだ。前者ならいいのだが、後者だと付き合わせてしまう相手に対して失礼だと思うからだ。


だが正直、相手が受け入れてくれる可能性は0に限りなく近いと思っていた。どうせ断られるのだからと、気持ちの整理をつけるため、その後、普通の友達としての関係を崩さないように、相手が気に病まないように最大限配慮しながら言葉を続けた。だから今でも、たまに話したりはしている。今は精神的にも大丈夫になったし、あの頃ちょっと迷惑かけちゃったかなと申し訳もなく思っている。まあそんなことが昔あったのだ。


昔、自分たちの事案は、どうにか被害をだすことなく収まったけど(ただ俺が病んだくらい)、どうやら相談元のほうでは面倒なことになったらしく…


おそらく自分の辛さを、誰かを愛する、必要としてもらうことで自分の存在意義を得ようとした人が、付き合ってくれなきゃ死ぬっと言って付き合うことを迫ったという。しかもそこまで深い付き合いがあるわけでもない相手に。


心情は昔自分にも起こったことだし、最初の方にに書いたこともあるから理解は出来る、ただ手段が良くなかったと言わざるを得ない。それでいて、自分がいることで迷惑だと勝手に独りよがりで離れて、コミュニティの全員のもとから去った。病んでいることを考慮しても、周りへの配慮がないことに苦言を呈さずにはいられない案件だ。


この案件、根本はだれが悪いのだろうか。トラブル起こした本人についても心情を読み取るに、批判することがあまりできない。巻き込まれた人も完全に被害者だからこれもない。要は完全な悪人というものが存在しないのである。


ただこうすればよかったのかと、自分が悪かったんじゃないかと気に病むのはやめてほしい。被害者である君を誰も攻めることなんてしないし、非があるわけじゃない。トラブル起こした本人が色々抱えすぎたのが原因なんだから。


…とまあこれくらいだな。

人が抱える恋愛感情、それは全てが全て心の底から好きであることだけじゃなく、自分の精神を落ち着かせる、生きる意味を見出すための手段としての恋愛も存在するのだ。ただ悪いことではない、本当にその人のことを愛しているのなら、ね。

━━━━━━━━━━━━━━━

あとがき


二つに分けようかと思ったけどやめた、こんなこと長々と語るようなものでもないし。

まぁ、どんな恋愛であれ、相手を思いやる気持ちは必須よ、自分の望みだけ押し通す関係なんて、そんなの恋愛じゃない。自分と相手、相互に思いやる気持ちがあるからこそ、関係が出来上がっていくものなのです。


明日からはくだらないことでもまったり話してこうとおもいまーす。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る