11/16 いつかは壊れゆくもの②
どうも、藍星みりだ。
今回の話は前回の続きとなっているため読んでない人は、昨日のやつを読んでくることをオススメする。
誰かと、自分の好きな人と一緒にいることは、自分が幸せであることの…象徴というとなんだか表現が違うような気がする…まあこの際いいか。だが一緒にいることで全てが幸せなのかと言われるとそうではないだろう。相手にわかってほしい、一緒に居てほしい、寂しい気持ちを晴らしてほしい、愛してほしいという願望がある。相手がいなければそう思うこともないのだが、居るとどうしてもそう思ってしまう。そしてその願望が叶わない時、寂しいと、辛いと、マイナス感情が生まれてしまう、そのマイナス感情が強くなるのは病んだ時、一個前で悪循環がどうのと言う話をしたが。この悪循環に入ると、先に病んだほうが、相手を道連れにして落ちていくように、両方病んでしまう、そうなるとどうなるのか。
あの人が病んでる、自分にはどうにもしてあげられない…、なんてこんなに無力なんだろう…、なんで辛い時支えてあげられないんだろう…、自分なんか居ても意味ないのかもしれない、関わらなかったほうがいいのかもしれない、別れたほうが…死んだほうが良いのかもしれない…と。
その先にあるのは関係の崩壊だ。お互いを大事にすることは大切だ、だが度合は考えないと逆にその配慮が関係を壊すことになるかもしれないということだ。
最初の話に戻るが、まあ誰かと一緒に過ごすことは、相手の苦労も抱えて一緒に生きることと同義だ。そのほとんどはうまく行かない、この世の恋愛なんて9割以上が破綻する。それだけ誰かと生きるということは難しいのだ。昨日の話で言及したカップル以外にもいつくかカップルを知っていて、動向を見ているのだが、長続きしそうな人は…残念ながら居ない。本気で誰かを愛していても、いつかは離れなければいけない。誰かと巡り合うのも、離れてしまうこともまた運命なのだと、自分は思っている。楽しく幸せなことばかりが続く人生なんてないし、その逆もまた然り。
いつか壊れてしまうからこそ、今持ってるものを大事にしようと思えるのかもしれない、今を大事に生きてかなきゃ、その先にある未来も見えないからね、まあ、元カノの受け売りなんだけど。
辛いことなのだとしても、この世に生きる人は必ず、だれかしらと関わって生きていく。学校なら友達、クラスメイト、部活動の人。社会に出れば上司、同期、そして後輩、その他もろもろのビジネスパートナー。そうして、人生を一緒に歩む、恋人。会っては別れてを繰り返し、その経験が人を強くする。
今を生きる俺も、壊れゆく激動の関係性に揉まれながら生きる彼女らも、これを見てる人も、これからも色々と経験していくのだろう。
その先にある結末が、どうか幸せなものであることを、願うばかりだ。
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