第12話
「ちょっとあんた、最初から飛ばしすぎよ。落ち着きなって」
美香が少し呆れながら言うけど
「俺は冷静だよ。これでも抑えてる、ごめんね?天音ちゃん、いきなりこんな事を言われたらびっくりするよね?引いちゃった…?」
眉を下げて聞いてくる明良くん。
「ううん、びっくりしたけど引くとかないよ。美香の幼馴染なら悪い人じゃないだろうし」
しっかり明良くんの目を見て答えた。
見つめ合う形になるわたし達。
すると、明良くんの頬が少しづつ赤く染まっている事に気付き、こっちまで照れてしまいお互いに頬を染め合って目を合わせていた。
「な〜にあんたら見つめ合っちゃってんのよ、見てるこっちが恥ずかしいわ」
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます