窓から地球

窓からは、ちょうど地球もよく見える。

青く丸い地球。


「この宇宙船の運航ルート、地球もきれいに見えて、ほんま、いいルートをおさえられましたね~っ!」

ってお姉さんに言う。


「ほんま、それな!この宇宙船の最大の売りでもあるからねっ!展望カフェ!」

お姉さんは笑って話す。


しばらく、お姉さんの手伝いで、カフェのグラスを磨いていた。


やがて...


宇宙船は、ある星の、銀河の爽やかな風の吹く料理店に到着。


中2の時に、銀河鉄道で行ったことのある料理店。

何年ぶりくらいかな?

今、うちは芸術学部2回生。


また来れるなんて。

今回は、お姉さんのお手伝いで。

うちは、宇宙船で、ずっとグラスを磨いてた。


窓からの宇宙をながめながら。


さてと...


料理店ではお姉さんに、美味しい料理おごってもらおうかな~っ!

あの時みたいに「なりたい料理」を。


そして、お姉さんと結婚したいな~!


中2の夏休みから、女子になった、うち...

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

銀河の風吹く料理店 ヤッキムン @yakkimn

★で称える

この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。

カクヨムを、もっと楽しもう

この小説のおすすめレビューを見る

この小説のタグ

参加中のコンテスト・自主企画