第42話
「ねーねーこれなんかどう!?」
黒のきわどい水着を手に取りはしゃぐ美嘉。
「これ水着なん?下着かと思ったわ。美嘉キューピー体型やからこんなセクシーなの着たらやばいんちゃうん?」
「も~最低~!!」
水着を戻しスタスタと歩き出す美嘉を通り越し、通せん坊をする優。
「ちょっと~邪魔~!!優なんて知らないからっ!!」
「嘘やって。他の男に美嘉の体見せたくないねん!これ買ったるから許してや♪美嘉どうせ泳げへんのやろ?!」
優はハイビスカスのついた浮輪を指さしている。
泳げないこと秘密にしてたのに。
去年毎日のように海行ってた時も、
波打ちぎわか砂浜あたりで遊んだりしてごまかしてたのにぃ…
優にはなんでもバレバレなんだ。
「ビーチボールもおまけにつけてくれたら許す~♪♪」
甘えながら抱き付いてお願いする美嘉に、
優はやれやれと言いたげな表情を見せた。
「…ったくしゃあないな~じゃあビーチボールつけたるよ!」
水着を選び、
浮輪とビーチボールを買ってもらって満足しながら家まで送ってもらった
「また近いうちな♪♪」
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます