第3話 仕事

3話 仕事


門番の仕事といえば、一般的には軍隊の業務を連想するが、今は民間に委託され、外壁から城下への出入城は、警備員が担っている。

外壁の巡回、門扉立哨、入場受付が主な業務である。

巡回、東西門から外壁に添い2方向から南北を経て反対側で合流する、合流したら次の隊と引き継ぐ。

合流できない場合は異常とし、応援を連れてもう片方へ合流する。

巡回中、小型のマモノと遭遇することもあるが、その際は戦闘が許可されている。

手に負えない大型のものは、それこそ軍隊の出番である為、我々では関与しない。


立哨、眠気との戦いである。

主に異常時の応援と、門扉施錠時間の注意喚起。


受付、外部の業者手続き、入場証を持っている農民商人の出入城管理、門外の遺失物管理、雑務などなど。


差し入れのパンを齧りながら、一日中平和を享受する。

昼飯をたらふく食べて、午後の立哨を眠気と戦う。

夜間、夜食を食いながら夜警をし。

朝、明けると次の勤務者と交代して飲みに行く。朝からやっている酒場には感謝しかない。


太るわけである。場内の肉体労働の中でも、とりわけ守衛は不規則な生活習慣と食事量過多により、身体を壊すものも少なくない。


かといってセルフ◯ェラがしたいと言う理由でダイエットするものも稀ではあるのだが…

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