Are you Me?

Are you Me?

鏡に映った僕は、本当に僕なのかな

誰も、答えてくれない

愛されたい訳じゃない

嫌われたくないだけ

本当の僕は其処に、居てはいけない

愛したい訳じゃない

嫌いたくないだけ

本当の言葉なんて、吐いちゃいけない

本心を包み隠し、素顔を塗り隠し

いつしか僕は"僕"を、見失い……

「Are you Me?」

簡単な答えなのに、僕は理解できない

暗中模索は既に、始まってた

鏡に映った僕は、一体誰なのだろう

誰も、教えてくれない

きっと僕は、愚かなのだろう

あの人には、笑顔作って

あの人には、無邪気演じて

あの人には、真面目気取って

あの人には、なにをしたっけ……

本心が読めなくって、素顔が見えなくって

いつしか僕は"僕"に、尋ねても

答えてはくれない。当たり前のことだろう。

だって"僕"は僕なのだから……

鏡よ鏡どうか、答えてはくれないか

自問自答の僕を、終わらせて

「世界で1人だけの、貴方じゃありませんか」

「見つめあって」

鏡に映った僕は、僕と同じ顔して

寂しげに、涙を流してた

鏡に映った僕に、泣かないでと呟く

だけども涙が止まない

鏡は嘘をつかず、僕を映し続ける

喜怒哀楽の全てを映す

鏡に映った僕は、きっと僕なのだろう

受け入れてみるのもいいか

やはり僕は、愚かなのだろう