Good Good Hand

高乃原 健

第1話 イントロダクション


 海、空、大地、それら全てを包みこむように存在するのが、宇宙だ。俺達は、その宇宙を主に活動場としている。何の活動をしてるかって?これだから地球人という奴はセッカチって言われるんだ。ちなみに今書いてる文字は、地球人の言葉で、日本語というものらしいから、君たちでも読めるようにはなってるはずだ。んでも、まぁ、俺もあんまり慣れてないから、おかしな文章になるかもだけど、そこは大目に見てくれ。それじゃ、次の段から本編だじょ!


 果てしなく広い宇宙。そこには誰もが想像するキラキラした綺麗な星や月などがあって、景色を邪魔するような、汚い物は何もなく、空気も澄んでいて(実際には宇宙に空気はないが例えとして)、見渡す限りの広大な黒い空間というイメージがあるだろう。だが実際には、宇宙には無数の瓦礫やゴミが、漂いまくっている。隕石から欠けた岩石や、宇宙船から捨てるゴミなどが主な物だ。特に地球人が管理している、宇宙ステーションなる施設からは、それはそれはおびただしいくらいのゴミを撒き散らしている。誠に迷惑極まりない話だ。なぜならそれを片付けているのが、俺達「宇宙掃除軍」だからだ。

 自己紹介が遅れたが、俺の名前はダストンという。もうすでにお気づきだろうが、俺は地球人ではない。惑星クリーンピースという星から来ている宇宙人だ。見た目は地球人と、ほぼ変わらない。違う所といえば、肌の色がグリーンな所、指は地球人に比べて、1・5倍くらい長い。あとは俺達は活動中は常に、サングラスを掛けていないといけないとこか。なぜなら、俺達は視力が良すぎる為に宇宙での紫外線を強く感じ過ぎてしまい、目が火傷してしまうからだ。地球人でいう日焼けのようなものだ。宇宙の掃除という専属的な民族ゆえに、進化し過ぎたのだろう。

 どうだろう。大体の俺達のイメージが頭の中にできただろうか?では次からは俺達の活動風景を、仲間の紹介も交えながら書いていくことにする。

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