第7話ゲームセンター

「なぁ、彼女、俺達と遊ばない?」


由香は、ヤンキー四人組を無視してUFOキャッチャーをしている。


「カラオケ行こうぜ?」


「ウザい!」


「ウザいってなんだよ?」


「邪魔って意味!分かる?バカなの?」


「キレた!」


四人組が由香を拉致ろうとした時、健太郎が現れた。


「何だよ?オメー!」


「楠木健太郎です。」


「名前なんて聞いてない!」


「じゃあ、何を聞きたいんですか?」


「やっちまえ!」


由香が、目を閉じると


うめき声が聞こえた。


由香が、目を開けると四人組は床に倒れていた。


健太郎は、鼻血を流していた。


「強いなら強いって言いなよ。」


由香が健太郎の鼻の穴にティシュを詰め込んだ。


「空手の通信講座で学んだだけ。」


健太郎は、興奮して鼻血を出したのだ。


変態だ…。




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