第2話

 公園につくとそこにはもう俺以外のみんながいた。


「海く〜ん、遅いよ」


「そうだぞ、大野、もっと早く来い」


「ごめんごめん、ちょっと色々忙しかったんだよ、まあそれは置いといて、集まってもらった理由は、みんなに見てもらいたいものがあるんだ。いまからへんなこと言うけど気にしないでね。」


「「「「「「わかった」」」」」」


「ステータスオープン!」


――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

 名前 大野 海斗

 種族 人類

 年齢 7歳

 職業 なし

 Lv.0

  次にレベルが上がるまで〚LP〛が1必要です。

 〚SP〛 4

 〚SUP〛 0


 【HP 10/10】

 【MP 0/9】


 【攻撃力】 0

 【防御力】 0

 【魔法攻撃力】 1

 【魔法防御力】 0

 【速度】 4

 【体力】 0

 【精神】 2

 【器用】 0

 【知力】 1

 【魅力】 2

 【運】3

 【称号】3


【スキル】

・称号の加護

・幸運

・地球ファンタジー化 ※1回しか使うと消えます

・鑑定 Lv.1

・俊敏 Lv.1

――――――――――――――――――――――――――――――――――――――


「「「「「「なにこれ!」」」」」」


「なんだこれ、すごい!」


「みんな落ち着いて!」


「「「はい、落ち着きました」」」


「何も言わない人がいるけど、まあそれでこのステータスはここにいるみんなにもあるんだ、だから見てみようと思う」


「「「「「「やったー」」」」」」


「みんな息合うな、じゃあステータスオープンって言って自分のステータスを確認しといてね」

「ステータスオープン!」


「ステータスオープン」


 よしよし、みんな見てるな、あ、そうだ、大杉だいすぎのを覗き見してみるか。あれ?なんだか落ち込んでるな。



――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

 名前 大杉だいすぎ 奏多そうた

 種族 人類

 年齢 7歳

 職業 なし

 Lv.0

  次にレベルが上がるまで〚LP〛が1必要です。

 〚SP〛 10

 〚SUP〛 20


 【HP 9/10】

 【MP 0/0】


 【攻撃力】 0

 【防御力】 2

 【魔法攻撃力】 0

 【魔法防御力】 0

 【速度】 -1

 【体力】 1

 【精神】 0

 【器用】 0

 【知力】 0

 【魅力】 0

 【運】1


 【称号】1

 ぽっちゃりさん


【常時発動スキル】

・称号のデバフ

・防御特化

 

【手動発動スキル】

 無し

【ユニークスキル】

 無し

――――――――――――――――――――――――――――――――――――――


「俺デバフついてるし足遅い...」


「どんまいどんまい」


「それ煽ってるように聞こえる」


「煽ってないよ、まあそれよりこの防御特化っていうのは?」


「だけどこれあるなら絶対タンクなるって」


「いやぁまあそれでいいでしょ」


「そうかな~、ていうかこの称号のぽっちゃりさんってやつ何なの」


「でも名前からして痩せたらいいんじゃない?」


「じゃあ今日からダイエットする」


「お、ダイエットゴットが降りてきた。後もう一つみんなに言いたいことがあるから一旦この話はやめよう」


「オッケー」


「みんな〜、ステータスのSUPステータスアップポイントSPスキルポイントを使ってステータスを強化できるからやりたいところに振ってね、ポイントは残しても良いよ!」


 これで良いかな、だけどなんでステータスが出たんだろう。今まで何人かふざけて言ったと思うけど、なんで俺が言った時だけに。

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