★お酒の力★

のび子

本人がいいなら、いいのだが。

 お酒を適量に飲むと、脳内で楽しさや心地よさといった感情を生み出す「ドーパミン」という神経物質が促される。しかし、短時間に大量のアルコールを摂取する事で、血中のアルコール濃度が急上昇し、脳に影響を及ぼして生命に危険を及ぼす。これが、急性アルコール中毒だ。

 中には、飲み過ぎて、人が変わったような言動を取る人がいる。それは、脳の大脳新皮質という理性や思考を司る部分がアルコールの影響で麻痺するからである。その為、感情や本能的な食欲、性欲などの欲求が、そのまま現れてしまう。そうなった当の本人は、その時の記憶が残っておらず、覚えていない。お酒に飲まれてしまうことは、非常に恐ろしいことである。そうなってくると、飲む量にも制御が効かなくなり、急性アルコール中毒となり、死に至ることもある。

 せっかく、好きなお酒を飲むなら、楽しい雰囲気で、楽しい人と適量を味わいたいと思う。何人か集まって飲むなら、「もう、辞めたほうがいい。帰ろう。」とストップを掛け合える関係の人と楽しみたい。飲み過ぎて、人が変わってしまう人がいたら、お酒で解消するのではなく、話しを聞いてあげるなり、何か好きな方法で解消できたらいいなと理想を想像してしまう。

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