廻る

@kedama_727

第1話

 「だれ?」少女は聞く。聞いても答えは返ってこない。誰もいない。だけど、少女はそこに何かがいるように感じた。1階にあるガラス窓に向かって、「誰なの?」「ねえ。」と、何度も言葉を投げかける。もちろん、両親は何も感じない。

 しばらくすると、少女は気のせいだと思ったのか、2階へ上がり、寝室の布団に潜り込んでしまった。その後、少女は恐ろしいことを体験する。

 あなたにも、少女の体験する恐ろしいことをお裾分けしよう……

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