少年たちの夢
ちふゆ
第1話「少年」
ここにいるのは少年。
普通の少年。
外見はとても可愛いから、たくさんの大人がやってくる。
そして少年はその大人達を怖がり逃げた。
まだ臆病な少年には夢がある。
それはたくましい大人になる夢だ。
少年の思い描く大人は筋肉がついている大男。
そんな大人になりたくて腕立て伏せをするけれど……辛くて諦めてしまった。
そして夜は布団の中に入り……泣いてしまった。
そんな少年を見て、彼のお父さんはそっと黙って彼の頭を撫でてあげた。
「大丈夫」
それは無口なお父さんから聞こえた言葉。
朝になるとカーテンの隙間から差し込む朝日を浴びて少年は目を覚ました。
そして起き上がった。
先ずは洗面台に行き顔を洗う。
その後に朝食を食べる。今日はいちごジャムをバターと共にたっぷりと付けた食パンだ。
朝食を食べ終えたら歯を磨く。
歯を磨き終えたら本を読もうと決めた少年は本を読んだ。
落ち着いた読書の時間を堪能し終えたら外に飛び出して遊びに出かけた。
外に出た少年は空を見上げる。
「楽しい事を目一杯やろう。好きな人のお手伝いもしよう」
これが、今の少年にできる事。
そうすればいつか君が本当になりたい姿に近付けるよ。
少年たちの夢 ちふゆ @fuyuemon01
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
フォローしてこの作品の続きを読もう
ユーザー登録すれば作品や作者をフォローして、更新や新作情報を受け取れます。少年たちの夢の最新話を見逃さないよう今すぐカクヨムにユーザー登録しましょう。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
関連小説
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます