第2話 面倒くさいなと感じる日々
病院での仕事を終えて、一旦帰宅し、子供を寝かせてからOさんMさんと3人で遊ぶ日々が続くことになる。夫は、理解があり、それをダメと注意されることもなく夫婦仲はよかった。Oさんは独身、Mさんは夫との関係が悪く、外に出て発散するのが楽しい時間でもあったのだろう。私も、20歳で結婚したこともあり、子供たちは学童期を過ぎ、少し子育てに余裕が出来る事で、夜の外の世界で遊ぶ事が楽しかった。いつものように、3人で遊び、その後Oさんと2人でドライブに行った事があった。その時から、3人の関係性が崩れ出したのだ。既婚者が異性と2人でのドライブ、肉体関係がなくとも社会的にはアウトの世界だ。それを、Mさんに打ち明けると、Oさんに嫌悪感を抱くようになるも、MさんもOさんと2人で遊ぶ事が多くなった。勝手ながら、私はそんな時間が面倒くさいなと感じるようになった。Oさんは、いつも軽いノリで他の既婚者とも2人で遊んでるから、遊びに行こう!今日はセフレが来るから。などのどこまでが本当か分からない冗談を行って誘われる。断ると、怒りを向けてくるため合わせるしかない日々。ある時、Oさんの仲のいい同姓のTさんも一緒に遊ぶ事があったが、TさんがOさんの思いに合わせてくれなくなると、怒りを向け周りを巻き込むエピソードを目の当たりにした。それからというもの、Oさんに合わせ付き合う日々が始まった、、。
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