カクヨムコン10応援編を振り返って

 カクヨムコン10応援編で紹介した作品は、新規紹介9作(長編5作、短編4作)、既存紹介記事の長編2作、計11作になりました。


応援作品リスト:

https://kakuyomu.jp/works/16818093085464641449/episodes/16818093093860114155


 ただ一方的に紹介して終わりではなく、作者さん達と近況ノートや記事のコメントでやり取りがあったのが嬉しかったです。私の記事中の疑問に答えていただいたこともありますし、紹介No. 20の雨 杜和さんと紹介No. 22の遊井そわ香さんは記事公開後に完結済作品に番外編を付け加えて下さいました。登場人物の〇〇のその後を読みたいなどという、私やその他の読者さん達のリクエストを聞いて下さって物語の世界が広がっていくのを実感できました。カクヨムコン期間中、作者さん達は特にお忙しいのに私の掲載問い合わせやその後のやり取りに対応していただき、ありがとうございました。


 一方、この応援編の課題もありました。ただし、作者さん達には全く問題なく、私側の問題です。


 本当はカクヨムコン10期間中、毎週末に応援記事を公開したかったので、もしそうしていたら、少なくとも新規で11作は紹介できていたのにと思いました。それ以外にも、知られざる良作を見つけて(紹介する)「スコップ」活動として反省点がありました。


 私はこのエッセイでスコップ活動をしたいので、原則として星と(または)フォロワーの数が100以下の作品を紹介することにしています。ですが、カクヨムコン10応援編ではその原則を緩め、星やフォロワーの数が100より多くても大幅に超過していなければ紹介することにしていました。実際、新規紹介作品のいくつかは既に私が紹介するまでもなく、皆様が評価やフォローで盛んに応援されていて基準の100を超過していましたが、私個人の応援したい気持ちを優先したためにそのような作品も応援作品として取り上げました。それはそれで素敵な作品を紹介できたのでよかったのですが、大量の応募作品に埋もれてしまっている作品をもっと見つけることができればよかったと反省しています。


 また、紹介した作品は白武士道さんのエッセイを除き、元から私がフォローしていた方の作品に留まってしまいました。普段はトップページの「注目の作品」やフォローしている方のレビューからもそれまで未知だった好みの作品を見つけていました。でもカクヨムコン10期間中、トップページの注目の作品がカクヨムコン10の部門別のトップ3に入れ替わってしまっていました。それにカクヨムコン中は大量の新作公開や更新の通知が来ており、いつもよりレビューの通知も多くて追いきれませんでした。


 また、私の好みに影響されて紹介作品のジャンルが異世界ファンタジー(3作)と恋愛関連(恋愛5作、ラブコメ1作)に偏ってしまったのも反省点です。


 もし次回のカクヨムコンでもまだこのエッセイが続いていたら、大量の応募作の中に埋もれてしまっている良作をなるべく偏りなく紹介していきたいと思います。


 なお、カクヨムコン10応援編に入れていた各紹介記事は、該当するジャンルに移動させ、この記事の前にそれらの作品のURL付きのリストを公開しました。


(2025/2/11)

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