最弱な俺が最強になる話

@rakura4545

召喚


第一章

プロローグ


負け組の人生。

僕は中学はアニメやゲームが大好きなぼっちオタクだった、高校ではヤンキーグループのパシリになった、僕は勉強は出来ないし、スポーツも出来ないからだ、いい所なんて何もない、そんな僕が同じオタクでもアイツらと同じクラスの嫌われ者なならなかっただけまっしだと思おう。

そんな事を考えていると学校に着いた。

「鬼頭君、毒島君おはよー」

「おう、空おはよ」

無愛想な挨拶をしてくるこいつはヤンチャグループのリーダーの鬼頭隆二、喧嘩が強くてここら辺では知らない人はいない

「うぃーす空」

気の抜けた挨拶をしてくるこいつは毒島英樹、喧嘩は鬼頭程は強くはないがそれなりには強い、でもこいつは鬼頭とは違うくて性格が悪い

「おい、空肩パンさせろや」

その時僕の肩には拳の感覚が伝わってきた

「うっ…」

「ダメだ、鬼頭見本見してくれよ」

「あぁ、いいぞ」

バン!!

さっきとは比べ物にならないぐらいの激しい痛みと音が鳴った

「あ…あぁぁ!」

僕は教師の廊下にうずくまった、

「ちょっと!何してるの!」

クラスの委員長の志保彩葉が助けてくれた、この子は良くアニメや漫画に出てくるような勉強もスポーツも出来て真面目な委員長だ

「一ノ瀬君大丈夫?怪我はない?」

「う、うん大丈夫だよ…」

我ながら恥ずかしい自分よりもか弱い女の子に守ってもらうなんて

「あ?なんだよ志保、邪魔すんなよ」

「邪魔なんてしてないわ!委員長として注意しに来たのよ!」

「うぜぇな、」

毒島はそう言いながら僕と志保を睨んだ

「彩葉あんなやつらと関わらない方がいいよ」

「でも文哉私たちは委員長なのよ?クラスの揉め事は解決しないと…」

「確かにそうかもしれないけど、彩葉の為にもあんなやつとは関わらない方が見の為だよ」

「で、でも…」

「私も文哉の意見に賛成だ」

「麗までそんな事…」

この3人は昔からの仲らしい

如月文哉(ささらぎふみや)は俺と正反対で勉強もスポーツも出来るやつだ、羨ましい…

高坂麗(こうさかれい)は彩葉や文哉程ではないにしろ文武両道を極めている。

3人とも俺とは正反対過ぎて同じ人間なのか疑いたくなる。

「おっはー!」

無駄にでかい声で騒いでるこいつは桐野江絵梨花、このクラスの一軍女子だ

「絵梨花おはー」「お、おはよー、」

この2人は久遠静香と十三楓だ、絵梨花と静香は仲が良いが楓は2人の腰巾着らしい、僕と似てるけど全然違う…

「ぐ、ぐへへ、推しのまいたんかわいぃぃ!」

「分かりますぞ明氏!」

このいかにもオタクなこいつらは山本明と草薙昭平(くさなぎしょうへい)だ、クラスではキモオタコンビと言われ嫌わている

「そこ邪魔なんだけど?」

そう2人に吐き捨て去って言ったのは学校では有名香月(かずき)姉妹だ、姉の咲良はクールで勉学に優れている。

「もー!おねーちゃんそんな事言わない!」

姉とは違い妹の柚はいつもニコニコしてて好かれるタイプの人間だ、

「はぁ、ラノベみたいに、転生して最強にならたら…」そんな事をボソッと言った矢先に教室全体が白い光に覆われた

「な、なんだ!?これ!」

「うっ、まぶしい!」

クラス全員が白い光に飲み込まれた、

目が覚めるとそこはさっき居た教室とは違い海外ような雰囲気を醸し出していた

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る