ついに見つけた敵の本拠地!
櫻子たちは情報を集め続け、ついに「dest」の本拠地を突き止めた。その場所は、なんと街の中心にある巨大なショッピングモールの最上階、さらにはその上空に浮かんでいるということだった。
「ねぇ、もしかしてこれ、ラピ○タみたいじゃない?」と、冗談を交えたのは結花だった。仲間たちは一瞬驚いた表情を浮かべた後、思わず笑い声が上がった。
「それ、いい例え!空に浮かぶ悪党のアジトだなんて、まさにファンタジーよね!」幽々子が楽しそうに言った。
「とにかく、そこに行かないと!ヨツバ、どうやって上に行くの?」櫻子が急かす。
「うーん、空を飛ぶのが一番早いんじゃないかな。私たち、訓練したばかりだし!」とヨツバが自信満々に答える。
「よし、飛びましょう!」櫻子たちは手を繋ぎ、空に向かって一斉に飛び上がった。風を切って舞い上がる感覚に心が躍る。
「わー、やっぱり空は気持ちいい!」もこが嬉しそうに叫んだ。
しばらく空を飛び続け、ついに本拠地の入り口を見つけた。広いプラットフォームが見え、そこには何人かの敵のメンバーが警戒しているのが見えた。
「ここがdestの本拠地か…」櫻子が息を呑む。「それじゃあ、行こう!」
彼女たちは一気に降下し、プラットフォームに着地した。しかし、予想以上に広いその本拠地は、内部が複雑に絡み合った迷路のようだった。
「えっと、どこに行けばいいの?」結花が不安そうに周囲を見回す。「ここ、全然地図に載ってないよ…」
「そうだね。迷子になるのも無理はないかも」と幽々子が苦笑いを浮かべた。「まるでデザインされたアトラクションみたい!」
「とりあえず、上に行くしかない!」ヨツバが決意を表明する。「本拠地の中心に行けば、敵のリーダーに会えるはず!」
彼女たちは迷路のような廊下を進み始めたが、すぐに道を見失ってしまった。
「ここはさっき来た場所じゃない?」櫻子が周囲を見渡す。「また戻ってきちゃったかも…」
「うわっ、どこにいるのか全然分からない!」もこが焦り始める。「私、マジで帰りたくなってきた!」
「落ち着いて!焦ったら余計に迷うから!」ヨツバが冷静に言う。「でも、確かに迷子になってる気がする…」
一方、結花は周囲をよく観察していた。「待って、あそこに何か看板があるよ!『エレベーターはこちら』って書いてある!」
「それなら、エレベーターで一気に上に行けるかも!」櫻子が目を輝かせる。「早く行こう!」
みんなはエレベーターの方向に駆け出し、無事にたどり着いた。ところが、扉が開いた先には意外な光景が広がっていた。
「うわ、なんだこれ…」幽々子が目を丸くする。目の前には、派手な装飾が施された空間が広がり、さまざまなスイーツやおもちゃが山積みになっていた。
「お菓子の城みたい!」もこが興奮しながら言った。
「この空間、敵の本拠地とは思えないね…」結花が首を傾げる。「いったい何を考えているのかしら?」
その瞬間、後ろから「おっと、迷子になったのか?」という声が響いた。振り返ると、敵のメンバーが数人、微笑みを浮かべて立っていた。
「さて、どうする?ここから先は通さないぞ!」敵のリーダーが挑発的に言った。
「私たちは、絶対に負けない!」櫻子が前に出て、仲間たちを背に立ち向かう。
「ここが本拠地だったんだ!何があろうと、ここで決着をつけてやる!」結花も力強く叫んだ。
こうして、彼女たちの冒険は新たな展開を迎える。敵との対決が始まろうとしている。果たして、彼女たちはこの広大な本拠地で無事に戦えるのか、次回をお楽しみに!
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