第4話 ミスターおもなが誕生

その人に

「お前、いつ見てもおもながにベターっとくっついてんな」

だの

「お前、おもながのフォローなしで何も出来ない」

だの

「金魚のフンよろしく付いてまわってやんの」

という人もいましたが、そんな嫌味や悪口なんて気にしません。


その人が冗談まじりにこんな事を言うようになりました。

「僕、最近変なあだ名、付けられちゃって」

「なんて?」

「ミスターおもなが」

二人で仕事が出来ないくらい笑い崩れました。


いいのよ〜。

ミスターおもながでも、なんでも。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る