父の過去変わり行く父 - 愛莉の過去編（吉川愛莉）

父の精神疾患の事も書いてあります私は今まで父の事は誰にも話さずにいましたあまり気持ちの良い話ではありません

アイヌの血筋である父は北海道で生まれ育ったパパは4人姉弟の長男、パパには末の妹がいた、だけど重度のダウン症で生まれてから一度も退院出来ず6歳で亡くなった、その時にパパのお母さん…私の祖母は精神をおかしくした雪の積もる真冬裸足で外を出てその亡くなった娘の名を呼び続けた祖母は精神病院に入院祖母とパパのお父さん私の祖父に当たる人は離婚元々酒乱で暴れる人だったらしいパパも他の姉弟も暴力を振るわれていた終いには育児放棄とかしてそれを発見した児童保護団体？的な人達がパパ達を引き取ったでもパパとそのお姉さん弟さんとは別々の施設に入れられたらしい何よりパパにも精神疾患があったと言うことに驚かされたそれを知ったのは10歳の時原因はパパにしか分からないけど中学卒業と同時に自分の母親に他の姉弟と共に引き取られただけどパパは毎日暴れて手に負えなくなって更生施設行きその後出てきて普通の生活を送って来ていたママとも出会って結婚でも関東東日本大震災で何もかもが変わって元々酒乱ではあったらしいけどさらに酷くなったパパとは月に二、三回あっていた…でも11の時にパパが疾走してでもママは居場所を知っていたでも教えてはくれなかった14の時1度だけ会えたでも中３になってすぐパパは捕まった、別に完璧じゃなくて良かったんだよ側にいてくれればそれで良かった私は誰よりもパパとの思い出があっただからこそあの時裏切られて凄い悲しかったし傷ついた信用だって失ったんだよ…大好きだった…だからこそもう父親とは思えないし会うことも出来ない血の繋がりは切っても切れない縁ですですがこの先私は貴方…吉川（パパ）さんを死んだものして扱わせていただきます