【短編小説】路地裏タヌキの人間ウオッチ
バーボンサム
まえがき
路地裏(Rojiura)っていい響きですね。
夏の暑い日、打水なんかしたら涼しそう!簾(すだれ)とか葦簀(よしず)が品良く置いてあって、風鈴が鳴ってる感じもイイね。北風が吹きすさぶ頃は寂しそうだけど、どこからともなく、誰かが集まって来る感じが、これまた好きです。もっと広く場所取ればいいのにっていつも思うけど、ひしめき合ってる感じが路地裏をさらに魅力的に変えるね。
昭和の初め東京の一角、かつて「谷」だった場所には、今もひと知れずタヌキがいる。人間様だけ使っていいわけではではないんだよね。ネコも不思議な存在だけど、タヌキも同様だ。何かジーッと見ている、いや見られている感じだな。
今日も路地裏に人が来る。何かを求めにやって来る。そんな人間を観察するタヌキの物語。色々なドラマが始まりますよ!と言う事で10匹の狸が、かつての「谷」で人間を観察していきます。
第一話はそれぞれの谷に住むタヌキたちの紹介です。
どうぞ最後までご覧下さい!
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