隣のおじさん
天川裕司
隣のおじさん
タイトル:隣のおじさん
「今度、隣に引っ越してきた山田です。これつまらない物ですがどうぞ。これからもどうぞよろしく」
それから数日後。
私の部屋に恐怖が舞い込んだ。
「きゃあ!!!」
部屋を掃除していた時、
押し入れの奥から人の手首が見つかったのだ!
「な、な、な、なにこれ…」
私はすぐに大家と警察に連絡。
でも大家と警察が私の部屋に来た時、
大家「どこですか?」
警察「確かにここにあったんですよね?」
あの手首が消えていた。
「ど、どう言うことなの…」
もう不安と恐怖でしかない。
それも非日常的な信じられないような恐怖。
その翌日の事だった。
ガシャアアアアン!!
私が住んでいるこのマンションのすぐ横の道で
交通事故が起きた。
その被害者はなんと、
「えっ、山田さん…?!」
私の隣の部屋に引っ越してきたあのおじさんだ。
「ウソでしょ…」
とさらに思えたのはその直後の事。
大家「え?あなたの隣の人?…いえあなたの隣の部屋にはまだ誰も入ってませんけど?」
その交通事故は悲惨なもので、
バイクに乗っていたそのおじさんと
トラックとの正面衝突。
手足が切断されるほどの大事故で、
そのおじさんの左手首だけが
まだ見つかっていないと言う。
私はそのマンションをすぐに引っ越した。
動画はこちら(^^♪
https://www.youtube.com/watch?v=jX8BXI-1miI
隣のおじさん 天川裕司 @tenkawayuji
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
カクヨムを、もっと楽しもう
カクヨムにユーザー登録すると、この小説を他の読者へ★やレビューでおすすめできます。気になる小説や作者の更新チェックに便利なフォロー機能もお試しください。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
この小説のタグ
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます