第3話

ゆうなはキッチンのテーブルに座り、母親が料理を続ける様子を見ながら話を続けた。


「お母さん、今日は友達と帰るとき、映画の話もしてた。」


「そうなの?どんな映画?」

母親が興味を持って振り返る。


「なんか、最近のアニメ映画が面白いらしい。」

ゆうなが答える。


「へえ、アニメ映画ね。最近のはどう?」

母親が興味津々で聞く。


「面白いって言ってたよ。今度みんなで見に行こうって。」

ゆうなが笑いながら言う。


「そうなんだ、いいね!でも、あまり遅くならないようにね。」

母親が心配そうに言う。


「うん、大丈夫。友達と一緒だし。」

ゆうなが笑顔を見せる。


「そういえば、学校で何か面白いことあった?」

母親が質問を変える。


「うーん、特に…みんなで先生の真似をしたりして、笑ったくらいかな。」

ゆうなが恥ずかしそうに言う。


「へえ、どんなこと?」

母親が興味を持つ。


「英語の先生がちょっとおもしろいから、みんなでマネしてた。」

ゆうなが笑いながら話すと、母親も笑う。


「楽しそうね!若いっていいわね。」

母親が微笑む。


「でも、宿題もちゃんとやらないとだね。」

ゆうなが少し真剣な顔をする。


「そうだね、バランスが大事よ。」

母親が頷く。


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