レースに出た事の無い若いサラブレッドをなだめて、半分騙して、ゲートは怖くないよと誘って初めての出走をさせるような…。
ジョッキーや調教師の苦労が浮かぶような…。
そんな印象が頭から離れませんでした。
完勝おめでとうございます。
作者からの返信
コメントありがとうございます。
確かに、馬をだまして競走馬に仕立てるような感じですね。あるいは、「注射を怖がる犬をだまして動物病院に連れて行く」イメージとか。
元ネタになった落語『明烏』でも、若旦那の父親がまさにそんな苦労をしていましたから。
色々競馬のエピソードが登場したのは、「完勝」に持って行くための布石でした。お付き合いいただきまして、ありがとうございました。
引き続きお楽しみいただければ幸いです。
こんばんは
>医学研修会に参加されるおつもりだったクメルタイン殿を失望させず、同時に競馬の素晴らしさを知っていただくという難事を達成
これがあったから、真面目な学生さんを騙す、というより、後味が爽やかな話になりましたね。
クラウさんのオチが……。まさかのファルさんも、リュライアさんも、そこまでクラウさんがフラン嬢にサービスするとは、予想がつきませんでしたね(^_^;)
作者からの返信
この第10話は、古典落語『明烏(あけがらす)』のオマージュです。さすがに遊郭に行かせるわけにはいかないので、競馬に置き換えてみました。
いくら何でも、医学学会の会場と競馬場を間違える奴はいないだろうとは思いますが、そこは元が落語ということでお目こぼしを(笑)。
そしてクラウがこういうキャラになるとは、当の私も予想できませんでした。